私自身が欲しかったものを、形にしました
30個以上を試しても、
納得できなかった。
84歳の難聴当事者が、
約1年かけて開発しました。
私はもう10年以上、
「もっと自然に会話が聞き取れるものはないか」
と探し続けてきました。
新しい集音器が出たと聞けば試す。
補聴器も試す。
良さそうだと思ったものは、とにかく自分の耳で確かめてきました。
そうして気がつけば、
30個以上の集音器や補聴器
を使ってきました。
けれど、
「これなら毎日使い続けたい」と思えるものには、
なかなか出会えませんでした。
音が大きいだけで、肝心の会話が聞き取りにくい。
金属音や食器の音が耳に響く。
小さすぎて扱いにくい。
充電や操作が面倒で、結局使わなくなってしまう。
私が長年感じてきた不満は、主にこのようなものでした。
- 食器や金属音など、高い音ばかりが強く耳に入ってくる
- 音は大きくなるのに、会話は意外と聞き取りにくい
- 本体やボタンが小さく、年齢を重ねると扱いづらい
- 充電や操作が複雑で、毎日使うのが面倒になる
- 長時間つけていると耳や頭が疲れてしまう
私は何度も、
「本当に使いやすいものを作れないだろうか」
と考えてきました。
実際に販売会社へ相談したこともあります。
でも、なかなか私が本当に求めているものを、
一緒に形にしてくれる会社には出会えませんでした。
試してきた製品の一部
林がこれまで実際に試してきた製品の一部です。
数だけではなく、長い年月をかけて実際の生活の中で試してきた
からこそ、「本当に必要なもの」が少しずつ見えてきました。
「実際に聞こえに悩んでいる人が、もっと開発に入った方がいいのではないか」
データや数値はもちろん大切です。
ですが、
実際の生活の中でどう聞こえるか
は、それだけでは分からないことがあります。
食器の音がどれくらい耳に響くのか。
会話が自然に聞こえるのか。
朝から夕方まで使ったときに疲れないか。
毎日、自分で迷わず操作できるのか。
私は、
「毎日使う人の実感」こそ、開発でとても大切
だと思いました。
だから私は、
自分自身が最初から開発に関わる
ことにしました。
ようやく一緒に本気で製品を作ってくれる会社と出会い、
ソノピアの開発が始まりました。
私がお願いしたのは、
ただ音を大きくすることではありません。
会話をできるだけ聞き取りやすくすること。
高い音が必要以上に耳へ響かないようにすること。
長い時間でも使いやすいこと。
操作をできるだけ簡単にすること。
充電も迷わずできること。
試作品を作ってもらっては、自分で何日も使う。
気になるところを伝える。
そして、また改良してもらう。
「ここはまだ音がきつい」
「会話をもう少し自然に聞きたい」
「この操作はもっと簡単にできないか」
そうやって何度も何度もやり直し、
約1年かけて仕上げた
のが、ソノピアです。
安く作ることを最優先にした製品ではありません。
細かな部品や音の作り方まで、
「毎日快適に使えるか」
という基準で、できる限り妥協せず作りました。
その結果、
製造原価だけでも、一般的な低価格帯の集音器の販売価格を超えるほど、
細部にこだわった作りになりました。
「自分と同じように困っている人に、
本当に毎日使えるものを届けたい。」
長年、聞こえに悩み、
たくさんの製品を試してきた私が、
最後まで譲れなかった想いです。
もちろん、聞こえ方や耳の形には個人差があります。
私に合ったものが、すべての方に同じように合うとは限りません。
それでも、
これまでの集音器では満足できなかった方
には、一度ソノピアを使ってみていただきたいと思っています。
毎日使うものだから
性能だけではなく、
愛着を持てる見た目
にもこだわりました。
私がもう一つ大切にしたのが、見た目です。
集音器は、毎日のように身につけるものです。
だから、
「仕方なく使うもの」にはしたくありませんでした。
ケースを開けたときに少し嬉しくなる。
外へ持っていきたくなる。
自分の持ち物として、少しずつ愛着が湧いてくる。
そんな製品にしたいと思って、
見た目にもこだわっています。
ソノピア会話専用器・充電ケース
林も日常的にソノピアを使用しています
実は私は、このソノピアを
愛称で「ポチ」
と呼んでいます。
毎日使っているうちに、
私にとっては単なる機械というより、
毎日の生活を一緒に過ごす相棒
のような存在になりました。
落下が心配な方のために、落下防止用の紐も付属しています。
私自身は、安心して使えるように紐を付けて使用しています。
ただし、紐は必ず付けなければならないものではありません。
必要のない方は、紐を付けずにそのままお使いいただけます。
もし気に入っていただけたら、
1年、2年、3年と、毎日の相棒として長く使っていただけたら嬉しいです。
私が10年以上探し続け、
そして約1年かけて一緒に作ったソノピアです。
ぜひ一度、ご自身の耳で確かめてみてください。